2006-01-01から1年間の記事一覧

“肥満と欺瞞の国”アメリカ

くしくも同じ年に「スーパーサイズ・ミー [DVD]」という 肥満問題を取り扱った映画が製作され話題となったが、 街を歩いていて感じたのは、何でこいつらこんなにデブなんだ!?(失礼) ということである。 これはアメリカに行ったことがある人には 共感しても…

(今回の連続)映画「ワールド・トレード・センター」を観た。(ネタバレあり)

2001年9月11日、人類が21世紀を歩みだしたその年に悲劇が起こった。 言うまでもなく、アメリカのニューヨークにそびえたつ世界貿易センタービル(通称WTC)に 航空機が激突し、数時間後にビルそのものが崩れ落ちるという大惨事が発生した。 たま…

生きるヒント〜村上龍名言集①すべての男は消耗品である。〈Vol.2〉 (角川文庫)より〜

(以下、すべての男は消耗品である。〈Vol.2〉 (角川文庫)より引用) 60P 女のことを忘れさせてくれるもの、それが必要なのだ。 女以上に興奮させてくれるもの、それを持ってないともうアウトだ。 76P モテたいと思って始めた何かがとても刺激的でスリ…

今回の連続

5ヵ月ぶりの更新だが、書いた文章が2回も消えた。 めげずに3度目の正直で書いている。 もう今日は最低限のことしか書かないぞ。 あっそうそう10000HIT達成しました。 今後ともよろしくお願いいたします。 いろいろあって 備忘録的に村上龍のエッ…

英語を「書ける」ようになるための具体的学習法

私は、代々木ゼミナール(代ゼミ)で英語を読めるようになった。 だからかつて教わったことのある信頼できる代ゼミ講師から 「書ける」ようになるための講義が受けられないか? ということを考えた。 そこで頭に浮かんだのは、 小倉弘先生と鬼塚幹彦先生であ…

英語が「読める」なら「聞ける」「話せる」を目指す前に「書ける」を目指せ!

日本人の大半の人が学校教育を通して「英語を読める」ようになるための訓練をうけている。 だが、「読める」だけでは、英語を習得しているとはいえない。 なぜならば、英語を読めても、英語でコミュニケーションをとることは出来ないからだ。 「読める」だけ…

今回の連続

最悪である。2時間半かけて書いていた文章が水の泡になった。 一瞬茫然としてしまった。日記のバックアップ機能を慌ててONにしたが、時すでに遅し。 だが、めげずに箇条書きで書こうとしていたことを残しておくことにした。 以下は、前回、自分の代々木ゼ…

新説!リアル英単語の意味①「art」⇔「nature」

まず、「nature(=自然)」という単語がある。 これの対義語は何か?と考えると、この対義語は、実は「art」である。 なんで「自然」の対義語が「‘芸術’」なんだよって思われるかもしれないが、 「art」という単語の本来の意味「コア」は、「人間が自…

(今回の連続)とりあえず会社に復帰した

とりあえず会社復帰1日目は無事終了、一応上司とも少なくとも形式的には和解。通常業務に復帰することに。 んでもって、家に帰ってから、休み中に買った本 「これでわかった「現代思想・哲学」大全―83人の哲学者と101のキーワード (講談社プラスアルファ文…

代ゼミ(代々木ゼミナール)英語講師寸評&受験英語アドバイス

以下、1998年に受験生だった人間(僕)の当時の代ゼミ英語講師評 現役受験生の参考になれば幸いです。 ①東大出身・東大担当ビルゲイツ似の「富田一彦」先生 ※「富田の英文読解100の原則 上」「富田の英文読解100の原則 下」は受験生にオススメです。 文法…

村上龍最新作「シールド(盾)」を読んで

まず、盾(シールド)とは何か?村上龍本人の「おわりに」から引用すると (シールド(盾)「おわりに」より引用開始) わたしは一つの仮説を立ててみました。 わたしたちの心とか精神とか呼ばれるもののコア・中心部分はとてもやわらかくて傷つきやすく、 わ…

今回の連続「敗者復活なるか?再生への第一歩」

完敗である。軌道修正するどころか完全な敗北である。 完全なかたちで上司に追い込まれ、もはや手も足も出ない。 しかもこちらの要求はすべて呑んだ上で潰されたので、正当性は向こうにあるときた。 人聞きの悪い言い方をすれば、嵌められたといってもいいく…

大沢在昌「新宿鮫Ⅳ無間人形」ハンパ者の理屈〜軌道修正!?パート②〜

まず、メモ書きから。大沢在昌「無間人形―新宿鮫〈4〉 (光文社文庫)」直木賞受賞作に、やくざとしても一人前になれなかった平瀬という危険人物が登場する。「でかいことをやってやる」というのが口癖のこの平瀬。世の中の厄介者を集めた「やくざ」の世界でも…

軌道修正!?

(今回の連続) 目の不自由な有名歌手、スティービーワンダー。彼は、『先生に認められたそのとき、自分の新しい人生が始まった』と言っている。そんなエピソードを引き合いに出して、『人を認めるのは難しいこと。でも、人から認められるのは嬉しいこと。だ…

男のプライドとは?〜上司と喧嘩(社内テロリスト宣言)〜

世間はゴールデンウィーク真っただ中。 僕はというと、もちろん仕事仕事仕事ってかんじで働きまくってます。 たまに自分のことを「こいつバカなんじゃないかな?」って思うぐらい働いてますねぇ、最近。 振り返ってみるとこのブログの更新も約3ヶ月ぶりです…

「魍魎戦記MADARA」の世界観からアメリカのネオコンを読み解く

(今回の連続 飛ばし読み可) 八柏龍紀著『「感動」禁止!「涙」を消費する人々』と同時に購入した本がある。 大塚英志著『戦後民主主義のリハビリテーション』である。 この著者の本を読むのは初めてである。もちろん名前は聞いたことがあった。 「「おたく…

「お金」の格言①村上龍「お金があれば、不幸を防ぐことができる」

〜ホリエモン(堀江貴文ライブドア元社長)逮捕から考える2〜 まず最初に断っておくが、私は良くも悪くも比較的「お金」に執着心がない方だと思う。 仕事が忙しいというのが主な原因だと思われるが、消費意欲が人一倍ないような気がする。 買い物はこないだ…

「お金」と「バブル」〜「バブル」を知っている日本人と知らない日本人〜

それにしても「お金」が日常生活の考え方に及ぼす影響というのは、 結構大きいはずなので、バブル前・中・後の日本人の考え方の変化というのは、 マクロ的にだいぶ興味深い課題です。 バブルを経験した人たちは、一部の評論家のような人たちを除いて、 おお…

「お金」の持つ負のパワーに敗れたホリエモン 〜「消費」よりも「消化」重視の発想へ〜

まあ、ここまできて、自分の「お金」に対する考えとして、 「お金があれば、不幸を防ぐことができる(可能性が高い)」に 付け足すとしたら、 一方で「お金」の持つ怖さというのもあるんだろうなぁ。というところでしょうか。 幸か不幸か自分はバブルを肌で…

「お金」の格言①村上龍「お金があれば、不幸を防ぐことができる」

(今回の連続 飛ばし読み可) 前回は糸井重里さんの古いダーリン日記からヒントを得て、 「お金」と「有名」について、まさにその2つを追求してきた ホリエモン(堀江貴文ライブドア元社長)の逮捕という状況下で 前々から書きたかった「お金」と「有名」に…

「お金」と「有名」について 〜ホリエモン(ライブドア堀江貴文社長)逮捕から考える〜

最近の日本人の中で、最も上記2つ(「お金」と「有名」)をわがものにしていたのは ライブドア元社長のホリエモンこと堀江貴文であろう。私は以前ホリエモンに関して比較的好意的に言及した。(下記参照) http://d.hatena.ne.jp/kj-create/20050305 その中…

「お金」と「有名」〜ホリエモン(ライブドア堀江貴文社長)逮捕から

(今回の連続 飛ばし読み可) 前回の終わりに「消費」についてのネット上の記事を引用した。 私にとって新鮮だったのは、現代社会においては「消費」意欲が「生きる」意欲、 もっといえば「人生」の意欲と想像以上に密接に結びついているのかもしれない、と…