「お金」と「バブル」〜「バブル」を知っている日本人と知らない日本人〜


それにしても「お金」が日常生活の考え方に及ぼす影響というのは、
結構大きいはずなので、バブル前・中・後の日本人の考え方の変化というのは、
マクロ的にだいぶ興味深い課題です。


バブルを経験した人たちは、一部の評論家のような人たちを除いて、
おおむね口を揃えて「あの頃は良かった」といい、
「近頃は景気が悪い」と言います。
そしてこの人たちにとっての景気回復とはバブルの絶頂期を基準にした
「バブルよもう一度」ということのような気がします。


一方バブルを経験していない私にとっては、近頃景気が悪いという実感も
それほどないですし、景気が回復した状態というのをはっきりいって
リアルには想像できません。未知の領域です。
もちろん若者の労働機会はやや不当に奪われている気はしてるのですが。


ここらへんの感覚の違いをうまくとらえたいなと思っています。
バブルを経験した人たちに言わせると、私は遊びを知らないかわいそうなやつ
ということに一歩間違えたらなりそうです。
昔の私だったら、そんなのは内心バカにして無視してたはずですが、
バブルを経験した人間たちのを中心として、一度は日本のメインストリームとなった
そんな生活様式にちょっと興味はあるので、ちょっと乗っかってみようと思ってます。


キーワードは「消費」でしょうね、きっと。
もっといえば僕の苦手な「ぜいたく」するってことでしょう。
というわけで
〜「消費」よりも「消化」重視の発想〜といいながらも、
「消費」する楽しみというのを今年はちょっと
切り開いていこうと思っている今日この頃です。


一方でちょっと「投資」と言うものに手をだしてみようかなとも思っています。
こちらも動きがあればご報告いたします。
それでは今日はここまで。