「あやや(松浦亜弥)」はポスト「YAZAWA(永ちゃん)だ

(今回の「連続」の裏側 飛ばし読み可)


前回は「村上龍」の「すべての男は消耗品である (集英社文庫)」から話を始めた。
そういえば、その「村上龍」が何年か前に「最後の家族」というテレビドラマをやっていた。
たしか、「あやや」こと「松浦亜弥」がなぜか出演していたはずだ。
なので、今回のテーマは「あやや」でいってみることにする。


そして登場するのは「YAZAWA」こと「矢沢永吉」である。
新装版 矢沢永吉激論集 成りあがり How to be BIG (角川文庫)」「アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)」ともに読んだことはないが、
私がリスペクトする「松本人志」、「糸井重里」などが、「YAZAWA」好きであることから前々から興味を抱いている人物ではあった。
それでは、そろそろ本題に入ろう。


(飛ばし読み ここまで)


今回のテーマは
あやや松浦亜弥)」はポスト「YAZAWA(永ちゃん)」だという仮説である。


これは、だいぶ前に、「日経エンタ-ティンメント」誌上で、
矢沢永吉50歳 日本のロックへの疑問」というインタビューを読んだ時に思いついたものだ。


矢沢はインタビューの中で、50歳という年齢になっても、自分が派手な動きのあるパフォーマンスをLIVEで繰り広げることに対して、こう語っている。


(うろ覚えな引用開始)
矢沢「俺もホントはね、この歳になって、あそこまで(派手で動きの激しいパフォーマンスを)やる必要はないと思ってるのよ。
   でもね、俺の中のYAZAWAがやれっていうのよ。だからやってるんだよね。」
(うろ覚えな引用終わり)


このインタビューを読んで、私はピンときた。だれかに似ている。
そして私が思い至ったのが「松浦亜弥」こと「あやや」である。


最近の松浦亜弥はどうなのか知らないが、
当時の松浦亜弥は新曲をこれでもかというぐらいコンスタントに出していた時期であり、
そのたびに私はあることに気付かされた。
一つは、毎回毎回「へそ」の出る衣装をなぜか着ているという事実であり、
もう一つは、年齢(おそらく当時はまだ17歳ぐらいだったはず)に似つかわしくないほどのプロ意識である。


アイドルという概念が風前の灯火である状況下で、彼女はその年齢にもかかわらず、
明らかにあえて自分がアイドルであるということをはっきりと自覚し、
さらに人々がかつてアイドルという存在に求めていたものを探り当てそれに忠実に振舞っていたのである。
私は、ただただすごいなあと思っていたのである。


そして、この矢沢永吉のインタビューを読んだ時、これはまさに松浦亜弥にもあてはまると直感したのである。この当時、もし、松浦亜弥に「なぜいつもおへそを出して歌うんですか?」と質問したとしたら、次のようなコメントが返ってくるに違いないと。


(妄想インタビュー引用開始)
松浦「私もホントは、あそこまで(毎回毎回おへそを出して歌う)やる必要はないと思ってるんですよ、
   実際ちょっと恥ずかしいし。でも、私の中の「あやや」がおへそは出さなきゃダメよっていうんです。
   だからやってるんですよね。」
(妄想インタビュー引用終わり)


なんというすばらしいプロ意識であろうか2人とも。まさにリスペクトすべき存在である。
矢沢の精神は、なんと松浦亜弥に受け継がれているのである。
そういえばYAZAWAとAYAYAってなんとなく似てるし(←このネタのみパクリ)


是非2人で「プロ意識」をテーマに対談してもらいたいものだ。
2人とも意外な人物が自分と同じ姿勢で仕事をしていることに驚くはずである。


2人の大物ビッグスター(これも死語か・・・)に乾杯!