「首相の靖国参拝」は「日本国民は戦争がしたいと思ってます」宣言と同じ、という仮説
まず質問です。「(この文章を読んでいる)あなたは、
自分が戦場に行って戦争をしたいと思っていますか?」
おそらく、ほとんどの人が「NO」つまり「いいえ」と答えるだろう。
そう、われわれ日本人は、ほとんど全員が「戦争はしたくない」と思っているはずです。
では、「日本の首相が靖国参拝をした」というニュースを見た後の外国人に
「日本人は戦争をしたいと思っていると思いますか?」と質問をしたら、どう答えるだろうか?
恐ろしいことに、外国人のほとんど全ての人が「YES」つまり「日本人は戦争をしたがっている」と
答えるだろう。「そんなバカな…。」「そんなはずはない…」そう思うだろうか?
しかし、現実は恐ろしいことに、「首相が靖国参拝」をするだけで
外国人からは「日本人は戦争をしたがっている」と思われてしまうのである。
なぜ、そんなことになってしまうのだろうか?日本国民としては、なかなか理解しがたい話である。
それでも実際問題、われわれ日本人は、ほとんど誰も戦争を望んでいないにもかかわらず、
首相が靖国神社に参拝するだけで、外国からは、そう思われてしまうのである。
なぜなら、「日本国民が選んだ(信任した)代表=(安倍)首相」なので、
首相の行動は個人の行為などではなく、日本国民の総意だと、世界ではみなされてしまうのである。
これは、つまり「われわれ日本人が戦争をしたい!戦争に行きたい!」と心から願っている場合を除いては、
「日本の首相は靖国神社に参拝してはいけない」ということを意味している。
「首相の靖国神社参拝」は、それぐらい世界に衝撃を与える出来事であり、
現在の世界秩序が絶対に見逃すことが出来ない行為であり、
やがて日本の「孤立」を生み、国際社会から「制裁」を受ける原因になる行為だということを
われわれは強く意識しなければならない。
なぜ、こんな恐ろしいギャップが生まれ、日本は世界から誤解されてしまうのか?
その理由を今から説明したいと思う。