私にとっての「Dragon Ashの降谷建志」の存在意義とは?


時は1999年、まだ私は大学生になりたての19才で、
「まだ何者でもない自分」との不毛な闘いに明け暮れていた。

 
※過去のエントリー「就職活動と無限の可能性」のちょっと前の話である。
  http://d.hatena.ne.jp/kj-create/20050316


世間では、美容師がカリスマとしてもてはやされていたような
ちょっと昔のお話である。


当時の私は、受験戦争には一浪しながらも、
一応勝ち抜いたのだが、内心では猛烈に焦っていた。


「まだ何者でもない自分」がこれから何になるのか?
何を目指せばいいのかが全く見えてなかった。


受験を一緒にくぐりぬけた仲間の2人は、
2人とも音楽好きのやつらだった。


2人とも何のためらいもなく、大学生活のスタートとともに
バンドサークルに入り、バンド活動に精を出し始めた。


完全に置いてきぼりをくらった気分だった。


焦りながら最初のうちは、2人と同じバンドサークルに
顔を出したりしていたが、自分が本当にやりたいことが
音楽なのかどうかわからず、音楽を始めることさえできなかった。


当然居心地は徐々に悪くなり、だんだん2人とも疎遠になっていった。


そんな自分を救ってくれたのが、Dragon Ash降谷建志の歌詞である。


(以下「Viva La Revolution」より××)
Viva La Revolution


××××××××××××××××××××××××
 

×××××××××××××××××××××


×××××××××××××××××××


×××××××××××××× ××××××××××


(中略)


×××××××××××× ××××××××××××


××××××××××××× ××××××××××××


××××××××××××××××× ××××××××××××××


×××××××××××××××× ×××××××××××××××


××××××××××××××× ×××××××××××


××××× ×××××××××××××××××


×××××××××× ×××××××××××××××


×××××××××××× ×××××××××××××


(引用ここまで)


何度聞いたかわからない。


何度口ずさんだかわからない。


何度歌ったかわからない。


とにかく当時の私を強く勇気付けたことだけは間違いない。


ちっぽけな壁なんかぶち壊して新しいことを始めようと真剣に思った。


※関連するエントリー
①「アンチ」から「オルタナティブ」へ−ライブドア堀江社長はどっち?
  http://d.hatena.ne.jp/kj-create/20050305
②頭がいいと思ってる奴の正義・世界観に対するアンチテーゼ
  http://d.hatena.ne.jp/kj-create/20050824