映画「風立ちぬ」感想 〜はじめに〜


スタジオジブリ宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」を鑑賞した。


見終わったトータルの印象としては、とにかく地味。そして大人向け。


でも、それは決して悪いことではないし、駄作だったとも思わない。


映画全体の中では、やはり「良作」の部類だと思う。


でもまあ確かに、これまでのジブリ映画、中でも宮崎駿監督作品の中では、


一、二を争う「会心」の作品、というわけではないと思う。


むしろ、宮崎駿は今回、そんな評価を拒絶したのではあるまいか?


「どう評価されてもいい。俺は俺の作りたいものを作るんだ。」


そんな宮崎駿のエゴイズムが爆発した作品が、この「風立ちぬ」だったのではないだろうか?


今回は、そんな映画「風立ちぬ」の感想を3つの仮説とともにお届けしたい。


あっ、そうそう。まだ見てない人へ。


とりあえず、子どもは連れていかない方がいいですよ、絶対。


(↑伊坂幸太郎の名作「モダンタイムス」ぐらいの精度ですが…。わかる人だけわかればいいや。)


モダンタイムス (Morning NOVELS)

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