映画「風立ちぬ」感想 〜はじめに〜
見終わったトータルの印象としては、とにかく地味。そして大人向け。
でも、それは決して悪いことではないし、駄作だったとも思わない。
映画全体の中では、やはり「良作」の部類だと思う。
でもまあ確かに、これまでのジブリ映画、中でも宮崎駿監督作品の中では、
一、二を争う「会心」の作品、というわけではないと思う。
むしろ、宮崎駿は今回、そんな評価を拒絶したのではあるまいか?
「どう評価されてもいい。俺は俺の作りたいものを作るんだ。」
そんな宮崎駿のエゴイズムが爆発した作品が、この「風立ちぬ」だったのではないだろうか?
今回は、そんな映画「風立ちぬ」の感想を3つの仮説とともにお届けしたい。
あっ、そうそう。まだ見てない人へ。
とりあえず、子どもは連れていかない方がいいですよ、絶対。
(↑伊坂幸太郎の名作「モダンタイムス」ぐらいの精度ですが…。わかる人だけわかればいいや。)
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/15
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 134回
- この商品を含むブログ (320件) を見る