(今回の連続 近況〜バリ島一人旅と読書〜 飛ばし読み可)


バリ島から帰ってきて一週間。
3泊(1泊は機内泊)3日の旅行から一週間仕事をして普段の生活にもどったなぁという感じ。


まあ、エセバックパッカーの僕はもちろん一人でバリに行ったんだけど
(本当は誰かと一緒に行きたかったんだけど休みを合わせられる人がいなくて、
 でもやっぱりどうしても南の島に行きたくて泣く泣く一人旅を決断しただけだったけど)
現地人(結構日本語もしゃべれる!)との交流もあってやっぱり行って良かったとは思いましたよ。
でもやっぱりリゾートは一人旅よりは、
友達同士とか恋人同士で行った方がいいかもなーというのも本音(←当たり前です)。


バリ島のクタでは、現地のアリという24歳の青年(日本人の彼女がいて、11月に日本に来るんだってさ)
と仲良くなって、サーフィンを教えてもらって、初挑戦!
クタの波は乗りやすく、もちろん失敗しながらもちょっとは波に乗って立つことができるようになった(ニヤリ)。
丘サーファーと言われて久しいが、これで腰掛サーファーぐらいにはなれたかも。


そして、アリのいとこのパディの原付バイクの後ろに乗っけてもらって
日本人観光客の多いリゾート地のヌサドゥアへ行き、値下げ交渉をしつつ(145ドルを130ドルに!)
マリンスポーツを体感!


おすすめは、
①パラセイリング→鳥になったらこんな気分かな。気持ちいい♪
         背中にパラシュートを背負って、モーターボートに引っ張られながら飛ぶ。 景色もいいしね。
ジェットスキー→日本では4級小型船舶の免許が運転には必要なはず。
         これは以前にグァムでやったことがあってすごい楽しいです。
         将来買いたいなぁなんてちょっと思っている水面上をジェット水流にて滑走する乗り物。
         時速60キロぐらいまで出して大喜び、大満足でした。
③体験ダイビング→きれいはきれいなんだけどなー。高い(75ドル)割には物足りない。
         グアムで大阪屋という怪しいけどすばらしい日本人経営の現地代理店を通してやった時は
         もっと長時間で本格的だったので、それに比べるとね・・・。
         まあ文句があるならPADIとかダイビングの資格を取って自分でやればいいのだけれど。
         そうだそうしよう。
ウェイクボード→水上版スノーボードといったところ。
         水上スキーと同じようにモーターボートで引っぱってもらい水の上を滑るスポーツ。
         水上スキーとサーフィンを足したようなもの。
         スノボできるなら大丈夫って言われたんだけど、そんなことなかった...。難しいんだ、これが。
         何が難しいかって、最初にまず立てない。一度立てればなんとかなるのかもしれないけど全然立てず惨敗。
         ちょっと初心者にはお勧めできない気が・・・。


旅行中は本も結構読んだ。


村上龍悪魔のパス 天使のゴール (幻冬舎文庫)」まだ読んだことのなかった数少ない村上龍の作品。
リゾート地に一人旅で行くにあたって読み始めたらそれもありかなと思わせてもらいました。
村上龍だって一人でリゾートに行くわけだし俺だって行ったっていいじゃんか、とね。
明らかに中田英寿とかぶる主人公。最後の方の試合の描写はさすが村上龍、面白かったです。
ある意味スラムダンクの山王戦の活字版という感じかな。一気に読めました。
しかし中田英寿愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)の冬二に憧れていたとは知らなかったなぁ。
たしかにあの決断力はすごいよね。
賛否両論あるだろうが、「民主主義に欠けているのは意思決定のスピード」たしかにね。
ちなみにこの小説の主人公も冬ニなんだよね。


東直己残光 (ハルキ文庫)
以前に勧められて読んだことのあるハードボイルド小説「フリージア (ハルキ文庫)」の続編。
前作も結構面白かったんだけど、今回もかなり面白かった。
読むのに夢中になって、せっかくバリ島に来てるのに、外に出ずにこのまま読み続けようかと思っちゃいました。
藤原伊織が好きな人ならたぶん好きなテイスト。東直己のこの2冊はお勧めです。


石田衣良LAST (ラスト) (講談社文庫)
お金に困った人たちのLAST、最後の行動をテーマにした短編集。
帯のキャッチコピーは「もう後がない! でも明けない夜はない」まあ悪くはないかな。でも一度読めば十分。
何度も読みたいとは思わないなぁ。読みやすいから一般受けしやすいのは納得。
小説をただのエンターテインメントとして割り切れば、石田衣良はきっと優秀な作家なのだろう。
でも魂を込めて書いてるわけではないんだよね、きっと。
まあまだ直木賞受賞作「4TEEN」読んでないからな。早く文庫化されないかな。
池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)」の最後のサンシャイン通り内戦の初恋の話は面白かったけどね。


横山秀夫の最新作「震度0」はタイトルこれでいいんかいな?
まあ阪神大震災が起こったとき、離れた震度0の土地の警察官僚内部で
激震が走っていたという意味なんだろうけどまぎらわしいよね。
結局は震災とは直接関係なくて、警察官僚の出世欲などを描いたミステリーでした。
まあ最近地震多いからその現象に便乗したかったていう出版社の意図なのかな?
この人の作品は初めて読んだ。それほどではなかったけどまあ面白いかな。
この人もまだ「このミス(このミステリーがすごい!)1位」の
半落ち (講談社文庫)」を読んでないから保留だな。


ちなみに今は先輩に勧められた野沢尚魔笛 (講談社文庫)」を読み始めたところ。
テレビドラマ「眠れる森」は結構好きだった。果たして小説も面白いのか?こうご期待ですな。


今回はこんなところで。


(飛ばし読みここまで)